ラ・フォル・ジュルネに行ってきました。

5月4日(月)と5月5日にそれぞれ1公演ずつ有料コンサートにいってきたので、感想をメモ。

5月4日15:00〜15:45 ホールA 東京都交響楽団

  1. 前奏曲ホ短調BWV853(オケ)
  2. パッサカリアとフーガハ短調BWV582(オケ)
  3. トッカータとフーガ ニ短調BWV565(オケ)
  4. 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第二番二短調BWV1004よりシャコンヌ(オケ)
見ての通り、全部短調です。

そのうちステージにイングヴェイとか出てくるんじゃないかと思うぐらい、短調でした。
バッハって短調の曲つくってもいわゆる「根暗」じゃないのが、さすが様式美の王者だと思います。
ハ短調なんて、短調の中でも一番暗いといわれるスケールなんですけどね。
選曲は良く考えられていて、一曲目の導入から最後までよい流れだったと思います。

個人的には、最後の無伴奏ヴァイオリンでたぶん一番有名な(それこそ私でも知っていたぐらい)シャコンヌがすごく面白かったです。

本当はヴァイオリン一丁でやる曲をオケで再現ですよ。
このコンセプトだけでもかなりワクテカでしたが、実際聞いてみて感動しました。
一番見せ場になる部分は1stヴァイオリンだけにして、フレーズが一回りすると他のパートがわっと出てきてフレーズが繰り返されるとか格好良すぎです。
まぁ、1stヴァイオリン総出でシャコンヌフレーズやってる時点で迫力は十二分だったんですけどね。

5月5日の感想は、今日の夜にでも書きます。