何故か社会人になってもピアノレッスンにいってる経緯。

私はピアノが大好きである、が、今現在もど下手である。

なぜピアノを続けるかといえば、「楽しい」から。
楽しい事を楽しんで何が悪いのか。そんな感じです。
プロ、セミプロ目指すわけじゃないなら、レッスンしても無駄とかそんなのはナンセンスだと思います。
楽しいならいいじゃない、と思います。

で、そんな私にとって、社会人になって神奈川から東京に出てきたとき、一つだけ問題だったのが、どうやって楽しいピアノを続けるか。

別にどっかのサークルにはいるとかでもいいんですが、いかんせん当時やってた仕事がITエンジニアであり、スケジュールが不定期な為、活動に参加するのは難しい。(実際旦那が友人とやっている社会人バンドはなかなか活動できていないとです。)
なので、サークル加入は却下して、多少スケジュールに融通をきかせてくれるレッスン教室を探したわけです。

そこで、ヤマハとかでやってるチケット制スクールを考えたのですが、新社会人にはちょっと高いなぁ、と思っていたところ思わぬ所から御縁があったのです。

今通っている個人のピアノ教室の先生というのは、なんと「大学卒業して初めて就職した会社の上司の奥さん」なのです。

社会人なりたての頃、新人歓迎会で上司に、自分はピアノをやっていて、レッスンに行くことも考えていると話したところ、先生を紹介してくれました。
(飲み会の場で上司が先生に電話、何故かその場で先生とお話。後日、上司の家に遊びに行ってそのままレッスンのお約束して今に至る。)

今の先生はピアノの腕が良いにとどまらず、とても教え上手で、社会人ピアノのレッスンに対しても理解があり良い先生です。

(結構遅い時間でもレッスンしてくれたり、大遅刻しそうになったらスケジュールを変えてくれたり)
時には、他の生徒さんと一緒にグループレッスンなども企画してくれるのですが、これがまた楽しい。
ピアノだけでなく「音楽」そのもののレッスンといった感じすらあります。
本当にこの出会いには感謝です。

結論としては「社会人になって偶然良い先生に出会って、音楽を楽しめているから今でもレッスンに通っている。」のですが、私の先生みたいに「音楽はたのしい」を前面に押し出す人が増えて、日本の音楽人人口がもっともっと増えたらいいなー、と思うのでした。