グレン・グールド(1932年9月25日 - 1982年10月4日)

ニュースに連動して、ピアノネタで。

天才といったら

ピアニストの中で、「天才」といったら、結構この人を思い浮かべるピアノ弾きさんは、多いのかなと思います。
なんたって、デビューはバッハの「ゴルトベルク変奏曲」です。
ピアノで、軽やかにバッハを表現しきるなんて、すごいなーと素直に思います。
私は、バッハの曲は、本当に理解するのが難解なものNo.1だと思ってます…。

鼻歌まじりの録音派

グールドは「不世出の天才」といわれるぐらい、演奏会活動をしていない人です。
ほとんど、録音音源を作品として残しているのみとなります。
それは、パフォーマンス性が重視される演奏会よりも、完璧なものを吹き込める録音にのめりこんだのではないかなと、思ってます。
で、そこまではいいのですが、この人は、弾く時一緒に歌う癖があり(ピアノ人は、こころの中で歌ってる人多いと思いますが)、それが録音にもばっちりはいっているわけです。
で、何も知らずにきくと、ぎゃー!オバケー?!って驚く羽目になるわけです。
かくゆう私も、ぎゃー!オバケー!?って思ったくちです。
なれれば、音楽の一部になってて、面白いんですけどね。

お勧め盤

冒頭で、バッハ弾き、といっときながらブラームスなわけですが。
グールドが、生前残した最後の録音だそうです。
ブラームスの二つのラプソディを弾くための参考にかったのですが、この演奏で惚れました。
その後、他の人のラプソディも聞きましたが、私はこの人の演奏が一番だと思います。
もちろん、バラード、間奏曲の方も素敵な演奏です。