アイザック・アシモフ(1920年1月2日 - 1992年4月6日)

ロボットにちなんで、作家兼生化学者のこの方。

ロボット三原則で有名な人。

  • 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
  • 第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
  • 第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

(日本語訳は『われはロボット』小尾芙佐訳 昭和58年 早川書房 P5 より引用)

ロボット工学三原則 - Wikipedia

引用の引用なわけですが・・・。
大学時代、なぜか、これを完全に工学的に認められている定義だと思ってる人がちらほらいたわけですが、、実際は、このように作家さんが打ち立てた原則で、ほぼ、空想科学です。

仮に、現実的に論じるとしても、そもそもこれは、ロボットに内臓されるAIのための原則であって、ロボットというくくりからは、切り離すべきものがあるんじゃないかな、と思います。

私としては、AIというのは、あくまで人とコンピュータをつなぐ際、もっとも人間にとって心地よいようにできた「デバイス」にすぎないと思っていて、実際にはコンピュータ(計算機)が利己性を持つことはないと思っています。
あるとすれば、ぬいぐるみを実際の友達だと思うような、受けて側(人間)の感情移入に過ぎないのじゃないかなーとか。

実はいろいろ書いてる

と、人物に関係ない私見がはいりましたが、SFなイメージが強いこの人は、人生で500冊以上の著書を書いており、分野も多義にわたるそうです。
推理小説、ノンフィクション、文学解説、はては聖書入門まで書いているそうな。
アシモフの本を全部読んだ人って、いるんでしょうかね・・・?